Audiolab Used Restore

この商品は販売済みとなります。ご購入誠にありがとうございます。

 

2008年2月、『JBL 109 AQUARIUS W(アクエリアスフォー)』のレストア作業を開始しました。見た目も面白いですし、構成も変わっています。なにより、聞きなれない『LE8T-2』なるユニットが使用されています。市場にもなかなか出回らず、似た形状の『S119』に比べるとレアなスピーカーです。どのような音を奏でるのか?今から楽しみです。ごゆっくりごらんください。

 
 

 

分解作業

1.まずツィーターをとめているネジをはずします。

2.ツィーターがプレートごとはずれましtあ。この中に頭を止めているボルトがありました。


3.4本のボルトをはずすと頭が取れました。驚いたことに頭とユニットと同時に同じボルトでとめていました。なんとも効率的ですね。

4.見慣れないユニットですね。コーン紙は2115Aと同じですね。大変貴重です。心して作業をします。

5.ユニットが外れました。

6.エンクロージャーは大きな傷はないですが表面がややくたびれているような感触ですね。


7.吸音材を取り除くとネットワークが見えました。なにやらプリンの入れ物のような形ですね。

8.アッテネーター部分です。プレート部分もずいぶん汚れていますね。クリーニングのしがいがあります!

あまりお目にかかることのない形なのでわくわくしながら分解しました。ネットワークはそのままチェック、作業等行いたかったのですが、やはりはずさないと無理なようですね。接着剤がうまく緩むことを祈りながら作業を行いたいと思います。
 

 

ウーハー【LE8T-2】 レストア作業

1.外観です。表面に露出していなかったためホコリがたまっている以外はきれいなものです。ただ、やはりランサロイエッジは硬化してしまっています。これでは低音は出ませんね。

2.ユニット裏のプレートです。はじめてみました『LE8T-2』。

3.コーン紙をユニットから分離しました。


4.個々で問題が!!とても貴重なボイスコイルがこんな状態です!!過入力が原因と考えられます。断線はしていませんが、ボビンのよりもコイルが出っ張っているため、このままでは最大振幅時に磁気回路の底に当たってしまう可能性があります。

5.ということで、わが修理工房の誇る部長、佐藤女史にお願いしました。するとこのとおり。ほとんど問題ない状態に元どおり。とはいえダンパーとエッジを貼る際に慎重にチェックする必要があるそうです。

6.磁気回路とフランジを分離しました。

7.やはり酸化が見られます。ギャップ内にも酸化物がありました。

8.オーバーホールを行いました。防錆処置も行っています。

9.フランジと組みなおします。あと一息です。

10.エッジ、コーン紙を貼りました。色合いは文句なしです。

ウーハー(フルレンジ)ユニットが完成しました。きれいな仕上がりが内部に納まってしまうため見えない、という点が残念ですが。

 

ツィーター 【LE20-1 】 レストア作業

1.ツィーターの内部はこのように酸化物とカビのオンパレードです。

2.ユニットだけにしました。


3.構成部品です。合せてクリーニングも行いました。

4.磁気回路とコーン紙・フランジ部分を分離しました。かなり酸化が見られますね。

5.コーン紙・フランジ側です。左手に見えるガスケットが固着しているとはずすときに非常に苦労します。

6.コーン紙、ボイスコイルの状態はなかなかです。まだまだ現役です。

7.磁気回路をオーバーホールしました。ギャップ内部も丁寧にクリーニングしました。もちろん防錆処理も行っています。

8.そのほかの部品もクリーニングしました。

9.組み込み完了です。あとはエンクロージャーを待つばかりです。

激しい酸化が見られましたがどうにか完成です。音質・音圧に関してはスムーズに調整ができて一安心です。やはり小さなユニットは調整に苦労することが多々ありますので。

 

エンクロージャーレストア〜組み込み 

1.エンクロージャーの底部です。かなり削れていますね。形が形なので、コーナーを支点に回してしまうためと思われます。

2.左右どちらも同じ状態です。引きずったような後もありました。

3.削れた部分をパテで補修し、再塗装しました。このとおり、見違えるようです。

4.エンクロージャーの外装をレストアします。これは表面を剥離した上代です。

5.オイルで仕上げます。これはオイルを塗った直後です。

6.一部突き板が剥がれている場所がありました。この部分はオイルでは染まりませんので塗料で補修します。

7.完璧、とは行きませんがほとんど気づかないレベルにはなりました。

8.ネットワークの取り付け位置です。接着剤をきれいに除去します。

9.このとおり。きれいになりました。

10.ネットワークを取り付けました。不思議な形状ですね。

11.吸音材を元どおりに戻します。

12.『LE8T-2』を収めました。

13.アッテネーターのプレートも丁寧にクリーニングしましたので、このとおり、きれいになりました。

14.ツィーターを取り付ければ完成です。

ようやく作業完了です。出来栄えは完成写真をご覧ください。

 

ク『JBL S109 AQUARIUS W』完成

1.完成しました。こちら側が前になります。


2.背面です。ツィーターはこちら側についています。

3.見違えるようになりました。

形状からユニットからなんとも楽しいモデルでした。さらには指向性360°の独特の雰囲気が、まるで音楽に包まれているように感じます。 山形へお立ち寄りの際はぜひ会いに来てください。ご覧いただきましてまことにありがとうございました。

この商品は販売済みとなります。ご購入誠にありがとうございます。

TOP  AudioShop  スピーカー修理工房  スピーカー修理事例   お問い合わせ